エレベータリフレッシュ(エレベータリニューアル)
エレベータの制御技術は日々進化し続けています。 故障の低減や乗り心地の改善、さらにはランニングコストの低減が図れます。
リフレッシュの必要性
【エレベーターの耐用年数】
定期的なメンテナンスでは、性能の維持、故障の低減を目的として、走行時間に応じて適切な点検調整、部品の交換や修理を行っています。しかし、適切なメンテナンスをしていても他の建築設備と同様に、エレベーターにも寿命があります。通常、ビルの寿命は50〜60年と言われていますが、エレベーターの主要装置の平均耐用年数は一般的に20年で、部品の供給は25年と設定されています。
【エレベーターの進化】
制御機器のマイコン化、電動制御機のインバーター化など、エレベーターの制御技術は日々進化し続けています。また、部品の供給関してはメーカーより、製造年や機種別毎に部品供給停止の公表がされます。
エレベーター設置後約20年を経過すると主要部品の劣化が進み、故障率が高くなりますが、リフレッシュを行うと故障の低減や乗り心地の改善、更には省エネルギーとなりランニングコストの低減や、安全性や経済性の向上が図れます。
リフレッシュ後のメリット
【スタート・ストップ時のショックを低減】
走行中の振動や、スタート・ストップ時のショックを低減。静かで滑らかな乗り心地になります。
【レベル誤差の低減】
床との段差が少なくなり、つまずきや転倒を防止ができ、スムーズで安全な状態が維持できます。
【各種付加装置の取付け】
現行法に合わせた、更なる安全装置の取付け(※オプション)により安全を増すことができます。
【ランニングコストの削減】
マイコン制御、インバーター化による省エネ化が図れます。
【イメージチェンジ】
制御に係る電装品の交換に加え、意匠のリフレッシュ(※オプション)も可能です。
制御リフレッシュの実例
【制御盤】
【巻上機】
【操作パネル】
【カゴ内照明】
【EV 乗場】